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0章.はじめに

こんにちはブロガーのJINです!現在28才で就活で無双し、日系大手1流企業で、同期最速で本社・経営企画部門に抜擢されサラリーマン人生謳歌中の男です。サラリーマン以外の収入も大きく有るため、年収は2000万オーバーです。

ここでは、元陰キャ、童貞、帰宅部の中高時代を過ごしながら、受験に失敗し学歴コンプ最高潮で大学生となり陰鬱として日々を過ごしていた無能学生であった筆者・JINが、どのようにして人生を変えたのか。そのコツを、同じように将来に不安を持ち、苦しむ人に届けるために、魂の記事を書いていきます。とにかく、リアルな体験をもとに、人生の変え方を教えます。

この無能学生が、その後、マインドを変え、言動や行動を改めるだけで、ゴールドマンサックスや、ATカーニー、アクセンチュア、野村総研(コンサル)、トヨタ、JR、NTTドコモ、NTTデータ、KDDI、日本製鉄、電力会社などの多くの会社での就活で無双し、現在は日系1流企業で、同期や2~3年上の先輩をブチ抜いて過去最速で本社経営企画部門に抜擢され、社内公募で若手1名のみに許される、NYへの某1流企業派遣に選定されるなどエリートサラリーマンになった軌跡を紹介する記事です。ここまで、成功したのも、能力も抜擢され多少はありますが、マインドや思考法が同期や諸先輩とは少し違うだけだと自分で確信しています。

世の中には、多数の自己啓発本が存在します。JINもそうした本を読み漁ってきましたが、・いずれにしても圧倒的に意識高い、・行動力桁外れ、・努力量が半端ないなど、凡人には参考になりませんよね正直。サラリーマンとして成功しました!系の話も外資コンサルや元日系大手のトップオブトップ営業マンみたいな人の話で、正直僕たち、不真面目系凡人には実践不可能だし、参考にはあまりなりませんよね。

一方で、本記事は不真面目クズ系のダメ人間であった一般人の筆者JINが、人生を変えた経緯や、そのマインドを紹介しており、一般人よりの内容だと思っております。

この記事の本文・核心部分は色々リアルなため、冷やかし避けの為、2000円の有料としますが、たった2000円で人生が変えられる?のであれば安い買い物だと思います。トータル2万字以上で、ボリュームはそこそこあります。

特にこの記事で紹介するマインドは、特段特別なものはなく、人生が充実している人は当然やっているレベルのものかもしれません。しかし、この記事では、ダメ人間であった私の実体験を基にマインドの変え方を紹介していますので、私と同じような、何事にも無気力で人生の上手くいっていない学生さんや、新社会人で、「人生を変えたい」「将来に不安がある」という人たちにお勧めします。

地道な努力が苦手で、人生に行き詰まりを感じていても、人生はマインドセットアップ一つで、どうにでも変わっていくという事を、リアルな実体験をもとに、とにかく生々しく紹介していきます。陰キャが無双した1流企業での就活体験記や、会社に入ってからの出世競争のリアルを克明にご紹介します。

ちなみに、会社経営者である父のおかげで、28才にして、年収2000万は超えています。サラリーマンとしては年収700万、その他ビルオーナー、アパートオーナー、社会福祉法人の理事、ブロガーとしての収入が計1000万~1500万程度があります。正直この収入は、親からの相続によるものが大半なので、自慢出来るものではありませんが、そこら辺の話もおまけとして紹介します。

世の中にはネットで年収1000万稼ぐ方法を教えます!系の情報商材が多数存在しますが、趣味で色々なブログを運営しているブロガーJINから言わせると、その99.9%はほぼ詐欺です。稼げる方法を教えます!で稼ぐ典型的な情弱ビズネスですので、騙されないようにお気を付けください。ブログじゃそんな簡単に稼げないよ実際。本記事は、そんな下らない情報商材とは違い、無気力ダメ人間が人生を少しでも良い方向に変えていく方法を、全力でお知らせサポートさせて頂ければと考えます。

本記事の目次

1章.【陰キャ・童貞・帰宅部の中高生時代】

JINの陰キャ・童貞中高生時代。地方の都道府県内トップ中高一貫校にて、とにかく勉強にも、運動にも不真面目でやる気の無い、無気力中高生時代を紹介。中高生時代の友人やクラスメートは、サラリーマンや公務員、教師のほか、医者や会社経営者、大学教授、国会議員の息子・娘などが多く、彼らは東大や京大、医学部など一流校に進学していきました。

一方でJINは、とにかく何事にも不真面目でやる気もなく、努力も出来ないクソ野郎でした。その癖、大学受験(東工大)失敗し、中高生時代の周りはみんな勝ち組で、学歴コンプ発症。今となっては、彼らのような地方の上流階層と親交を作れるいい学校であると感じますが、昔は周囲に引け目を感じてました。そして無気力なため、当然部活も殆どしておらず帰宅部で、コミュニケーション能力が欠如したまま大学進学。コミュ二ケーション力・社会性が欠如したままであるのが、非常に問題でした。

2章.【首都圏大学理系での無気力大学生時代】

東工大受験に失敗し、某首都圏大学の理工系に進学した無気力大学生時代をご紹介。大学時代も最初のころは、とにかく無気力。最初から授業についていけず、そもそも、学業へのやる気も全くなく、当時流行していたニコ生(ニコニコ生放送)にはまり、昼夜逆転の生活を過ごす。当然単位を落としまくる。バイトはしていませんでしたが、このままではダメ人間になるとの思いから、サークルも運動系と文化系に入りました。サークルに所属したことは大きく、社会性やコミュニケーション力が少し向上します。でも、人間は簡単には変わりません。まだまだ大学初期は中高時代と殆ど変わらず無気力・ダメ人間生活が続きます。この頃から、将来への不安も大きく持っていたことを覚えています

3章.【大学4年~大学院生時代 ~ここから人生が変わり始める~】

理工系の研究室に所属し、研究室に入り浸る生活となります。ここで、研究室の先輩や同期と交流を広げ、徐々に遊びも学び、コミュニケーション力が上昇し、人間としての厚みが少しずつ出てきます。脱童貞もこの時期です。また、後に紹介する重要マインドを取得し、実践し始めたことで、就活や学業にも少しずついい方向に変わっていきます。資格取得に打ち込んだり(TOEIC900、簿記など)、就活に打ち込んだり、研究もそこそこに頑張ったりと。研究室時代の仲間は、卒業後も交流のある人生の宝ともいえる仲間です。

↓これはJINがマインドを入れ替えて、初めて取得したTOEIC800!ここから自信もつく!当時は自分もモテに目覚めはじめてイケメンでしたね!笑
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マインドの変化もあり、就活を頑張り、就活では日本の一流企業(ゴールドマンサックスや、A.Tカーニー、アクセンチュア(コンサル)、野村総研(コンサル)といった日本最高峰企業から、トヨタ、JR東、NTTドコモ、NTTデータ、KDDI、日本製鉄、電力会社など幅広い会社)で無双します。その就活でのコツやリアルな個別企業ごとの就活体験記も紹介。また、両親が会社経営者であった為に、地方の企業経営者(年商数十億円規模の会社創業者、地方上場企業会長など)や企業役員(地方銀行役員など)とも交流が有り、こうした人たちからもマインドの影響を受け、基本マインド取得します。やはり、会社経営者であった父や、企業経営者、企業役員、こうした人たちを小さい頃から近くで見て、学んだマインドが重要で、就活や、上場企業生活でも無双する要因となったのは間違いありません。一方で、長年のダメ人間生活による不利も多く、特に年の近い大学生・就活生との交流で大きく苦労します。この辺りの話もご紹介。

就活対策本のようなものや記事は、巷に多数存在しますが、殆ど役に立たない?というか、正直、就活は実践と情報収集が一番です。その中でも、特に注意してほしいのが、うさん臭い就活コンサル的な人間、1流企業社会や日経大手企業での圧倒的な出世を経験していないような人間の書いた対策本、対策記事はほぼ役立ちませんので、注意してください。

特に就活は能力合戦や地頭勝負などだと勘違いされている方も多いですが、1流企業の就活で問われるのは、あなたのマインド・思考法・人間性、それに基づく行動実績・成果が大半です。私が就活時によく読んでいた、日本最高峰の採用難易度を誇る、外資コンサル・マッキンゼーでの採用を長年担当された伊賀氏の書かれた「採用基準」でも、マッキンゼーを受ける学生には、マッキンゼーは「ケース面接勝負」や「地頭信仰」、「ハイスペックな優等生が求められいる」、「分析能力が重要」などの間違った認識で採用に臨む学生が多いが、一番採用で重視しているのは、リーダーシップ及びそれにつらなるマインドと行動成果なのだと明言されています。日系大手企業でエリートコースと呼ばれる道を歩む筆者も、まさに重要なのはそこだと思います。

就活で無双した、筆者が具体的なエピソードや、1流企業で求められるマインドをご紹介

4章.【1流日系大手企業時代 若手最速で技術系ながら本社経営企画に抜擢】

就活が上手く行ったこともあり、何とか某日系大手1流企業に就職します。大手企業だけあって、同期にはキラキラした経歴(東大京大も多数)や、充実した人生を過ごしてきた同期が多数います。一方で、長年のダメ人間生活で欠如した社会性やコミュニケーション力により、多くの苦労も有りながら、何とか成功ルートを歩んでいます。ここでは、某日系大手企業での、半沢直樹にも負けない、出世競争のリアルをご紹介。若いうちから多くの、ふるい落としの場面が有り、そのリアルな実情をご紹介。いかにして、元ダメ人間が、マインド一つで日系大手一流企業で過去最速で経営企画部門に抜擢され、社内公募で若手1名のみに許される、NYへの某1流企業派遣に選定されるなど、エリートコースを駆け上がっていくのか、参考になれば。書店などに売ってる、超人たちの自己啓発本とは違う、弱者の戦略をご紹介。

5章.【年収2000万サラリーマンの教えるリアルな収入事情】

会社経営者である父のおかげもあり、サラリーマン以外でも収入があります。ビルオーナー、アパートオーナー、実家の企業役員、社会福祉法人理事、ブロガー、個人事業主、個人投資家の肩書を持ち、年収2000万超のサラリーマンである筆者が、お金の色々をご紹介。稼げる方法など大層な内容ではなく、各収入に関するリアルな実情をご紹介。はっきり言って、楽して金は稼げません。アパートオーナーや社会福祉法人運営などは苦労も多く大変です。特にアパートオーナーはかなり厳しく、今から始めるには覚悟が必要です。社会福祉法人も、保険収入の落ち込みも有り、過去ほどに旨味はありません。サラリーマンとしての収入は税金ばかりとられ正直馬鹿みたいです。その辺の話を軽くお話しします。

【いざ本文へ】

それでは、本文に入ります。なるべくリアルな情報、簡潔、明瞭を心がけます。。!

ここからは色々とリアルすぎるので、冷やかしでの閲覧除けのためにも、ここからは有料とします。

本記事は交友関係も広く、学業や仕事もうまくいっているという人ではなく、何事にもやる気がなく、何となく人生に不安のある学生や若手社会人に購入して貰えると嬉しいです。一冊の自己啓発本を買うくらいのノリで購入お願いします。超人やエリート、努力人間の書いた自己啓発本とは比較にならないくらいに、不真面目なダメ人間向けです。どんな不真面目人間でもここで紹介するマインド一つで、人生は大きく変わります。それは本マインドを実践し、元ダメ人間ながら、1流企業の就活で無双し、また1流企業サラリーマンとして同期や先輩を投げ倒し、若手で断トツ最速で本社経営企画に抜擢されてきた自分が断言します。

一方で、自己啓発本を読む際もそうですが、全ての人間は一人一人置かれた状況が違います。人の意見を100%鵜呑みにはせず、自分に役立つ・実践できそうな考えを取り入れてください。私の記事もあくまで、参考に。

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1章.【陰キャ・童貞・帰宅部の中高生時代、大学受験失敗による学歴コンプ発症】

筆者・JINの陰キャ・童貞中高生時代を紹介します。

地方の都道府県内トップ中高一貫校にて、とにかく勉強にも、運動にも不真面目でやる気の無い、無気力中高生時代を過ごしました。

具体的には、部活も中学時代にバスケ、高校時代に野球を少しやっていましたが、やる気もなくいずれも、途中で辞めてしまいます。かといって生徒会などには所属せず、とにかく、何事にも無気力でした。やっていた事と言えば、放課後ゲームセンターやバッティングセンターに数少ない友人と入り浸り、遅いときは夜9時や10時くらいまで、ゲームセンターなどで当時流行していた鉄拳(格闘ゲーム)やプロ野球スピリッツなどをやって過ごしていました。

一方で、勉学面もイマイチでした。高校時代を振り返りますが、大学受験前でも殆ど自主的に勉強した記憶はありません。また、高校にも、午前中はサボって午後から行くなど、やりたい放題になっていきました。今思うと、恥ずかしい限りですが。

地頭は悪くなかったのか、中学時代は成績がそこそこであったため、中高一貫校ではよくある、中学時代の成績優良者で組まれる進学クラスに高校時代は一応所属していました。

高校時代は、一瞬勉強にやる気が有り、名古屋大や大阪大クラスの理工系で模試A判定を獲得していた時期を除けば、成績もクラスで最下位クラスで安定しており、大学受験直前でも、授業以外は殆ど自主勉強をしなかったおかげで、センター試験はぎりぎり8割程度、東工大受験にも失敗し、私立大(早慶理工一部学科)も落ちました。かろうじて引っかかったのは、早慶や理科大クラスの私大理工系の一部学科、及び首都圏の国立大後期(筑波・千葉・横国クラス)でした。まあ、東工大は甘くはなかったですね。

一方で、不真面目人間あるあるだと思いますが、「努力不足なだけで俺は頭が悪くないんだ」という思いから、学歴コンプを発症。当時の2ch学歴板などにも入り浸っており、人生終わっていました。

浪人して学歴コンプを解消しようと考えていましたが、若い頃から会社経営者であり、学歴社会とは無縁に近い両親からは、ある程度以上の大学なら、何でもいいよと、浪人に猛反対を受け、浪人は断念し、首都圏の某大学に進学しました。

一方で、中高生時代の友人やクラスメートは、サラリーマンや公務員、教師のほか、医者や会社経営者、大学教授、国会議員などの息子・娘なども多く、東大や京大、医学部など一流校に進学していくものが多くいました。

今彼らを見ても、やはり収入上では一番間違いないのは医者一択で、医者・会社経営者の息子たちは軒並み、医学部進学しました。(といっても国立ばかりではなく私立医学部の最底辺クラスも多数)

今でも親交のある、彼ら医学部進学組の収入は20代後半で1000万オーバーも多数おり、やはり桁が違います。歳と経験を重ね、開業医として独立できる頃には、さらに収入は跳ね上がります。一方で勤務医だと、年収は1000万程度で安定しますが、これだと1流企業サラリーマンと変わらないか、40近い頃にはサラリーマンに負けてしまうレベルです。

本記事読者で、大学受験前の学生さんで、将来の安定した高収入を望む方は医学部一択です。

JINは、父が会社経営者であり商売志向が強く、医者などの仕事は無理だと思って、敬遠しており、学力的にも、地方の私立医学部の最底辺クラスがせいぜい狙えるレベルでしたが、やはり医者は圧倒的にコスパが良いですね。今から、大学受験をやりなせるなら、医学部狙うかな??。いや、やっぱり医者は性格的には無理ですね。爺さん、婆さん、知らないその辺のおっさんの病気の診察とか無理だな。皆さんも、自分の性格を見極めて判断を。

そして、中学高校時代の問題として、部活も殆どしておらず、コミュニケーション能力や社会性、社交性が大きく欠如したまま大学進学してしまう事が、後々大きな悪影響をもたらしました。当然彼女も出来ず、童貞のままでした。そもそも友人も殆どいませんでした。

皆さんも、出来る方は厳しくなくてもいいので、部活やクラブで社交性は身に着けておいたり、遊び仲間と密接に交流するなど、人間性を鍛えておくと後々の苦労が減ります。どんなキャリアを歩むにせよ、人とのコミュニケーション力は重要で、人生の成功や充実度の大きな要因となります。このころのJINはモロに人生失敗コースを歩んでいます。

しかし、ここからでも人生は余裕で何とかなります。まあ、このへんは記事後半で。

2章.【首都圏大学理系での無気力大学生時代】

東工大受験に失敗し、某首都圏大学の理工系に進学した無気力大学生時代を紹介していきます。

2.1章 無気力新大学生時代

大学時代も最初のころは、とにかく無気力でした。

人間は簡単には変わりません。中学高校時代から不真面目が染みついたダメ人間がそう簡単には変わりません。

特に覚えているのは、大学に入ってからは勉強する気などなかった自分が、一番最初の授業で、大真面目に数学の講義が始まり、「大学ってこんなに真面目に講義があるのか」という衝撃を受けたことです。

おかげさまで最初から授業についていけず、そもそも、学業へのやる気も全くなく、当時流行していたニコ生(ニコニコ生放送)にはまり、昼夜逆転の生活を過ごすことになります。そのため、授業にもまともに出席出来ずに単位を落としまくります。おかげで、大学2~3年の頃は留年する不安にテスト前に毎回襲われ、夢でもうなされていました。。。もう経験したくない、テスト前恒例の地獄。

この頃からの経験で、人生は直前に詰め込むよりも、計画的に物事を進めたほうが、肉体的・精神的に楽でコスパも良いという単純な学びを得ましたね。

学業以外では、裕福な家庭であった事もあり、仕送りの額も大きかったおかげで、バイトはしていませんでした。その代わりに、ニコ生やゲームをずーっとしてました。まさにダメ人間。。

しかし、このままでは、ダメ人間になるという不安は漠然とあり、その不安から、サークルで運動系(バスケ)と文化系(大学祭実行委員)に所属しました。

このサークルに所属したことは自分への影響が大きく、嫌でも他人とのかかわりが発生する為、社会性が向上します。また、大学祭実行員や、バスケ大会への出場などで、人生の学び・重要マインドを手に入れました。

でも、まだまだ変わらず無気力・ダメ人間生活が続きます。この頃から、将来への不安も大きく持っていたことを覚えています

また、この頃から、夏休みなどに父の影響で、地方の会社経営者(とあるJリーグのスポンサー企業創業者や、地方鉄道会社会長、飲食業や中古車販売創業者など)や、会社役員(地方銀行役員、上場企業の地方支社長クラス役員)の方との交流(釣りや会食)がありました。こうした社会のトップに立つ方から得た経験やマインドは、人生の宝となりました。

次で紹介していきます。

4.2章 ダメ人間脱出のための重要マインド

さて、大学でのサークル経験や、会社経営者クラスの人たちとの交流で得た、重要マインドを紹介していきます。

不真面目な屑人間でも、あえて「やらざるを得ない環境に身を置くこと」で、何かを成し遂げることができる。

大学祭実行委員会の活動や、バスケサークルの活動でも、あえてやらざるを得ない環境に何となく、身を置くことを意識しました。

それなりに重要なポジションで大学祭運営や、バスケ大会の運営をやりきる事が出来た。当然、大学祭の運営は大学祭前はクソ忙しく、朝から晩まで大学祭の準備に時間をとられました。バスケサークルでも大会前は、大会前練習から、他サークル幹部との調整のうえでの大会運営、大会後のお疲れイベント企画など、こうした経験を積み重ねることで、社会性の向上は勿論。「やらざるを得ない環境」に身を置くことで、ダメ人間の自分にも何かを成し遂げることが出来るんだとの自信を得ました。まさに人生の宝で、大学祭終了後や、バスケ大会終了後の爽快感・充実感は、何事にも代えられないものでした。

中高時代に部活を真面目に取り組んできませんでしたが、何かを本気でやりきった時に得られる充実感をここで知る事が出来ました。

・会社経営者クラスと会社の話が出来るには、世の中の会社の利益や収益化の仕組みを把握しておくこと。

平凡な大企業サラリーマンは会社の会計の基礎や、世間の多くの会社がどうやって収益をあげているのかさえ知らず、まともに会社経営者視点での話ができないことを知りました。当たり前ですが、どの業種はどんな収益構造であるのか、会社の利益はどういう会計処理で算定されるのか、こんな基本的な事を知らないと会社の経営者クラスに響く話はできません。

ここで得たマインドは、常に経営者視点で、会社の方針を語れるレベルまで企業研究することを実践し、就活で無双する一因となりました。また、会計知識の習得につながりました。大学時代で簿記2級まで取得し、サラリーマンになってからも会計の勉強はBATICなどで続けるきっかけとなりました。

・当然だが、会社経営者クラス、会社役員クラスは、どこかのタイミングで全力で仕事に打ち込んでいる。また、どんな人とも距離を縮める、懐に入る強引なコミュニケーション力を持つ人が多い。相手への配慮も人一倍で、お礼や付け届けは欠かさない。

会社経営者クラスの人は、どこかのタイミングで全力で仕事に打ち込んでおり、休日でも常に、会社の事を考えています。経営層が、休日関係なく仕事に打ち込むのは当然ですよね。この休日も仕事の事を考えるのは、当然というマインドは若手サラリーマンでも取得しておくべき。

また、どんな人にも、自分をオープンにし、距離を詰める、懐に入る強引なコミュニケーションを力を持つ人が多いです。やはり、多くの他人と遊び、部活やサークルなどで他人との、密接な交流を続けることで、こうしたスキルは徐々に身につくものです。無気力な人間でも、そこを意識して他人と交流していけば、徐々に対人スキルが向上してくるはずです。


・会社経営者クラス、会社役員クラスはとにかく行動力が並外れている。

彼らは、行動に伴う失敗のリスクをしっかり管理したうえで、過度に恐れたり、言い訳せず行動する。とにかく一歩を踏み出す。まず踏み出す。

そして、人生や仕事に対するエネルギーが平凡なサラリーマンとは桁違い。人生に対し自分の持てるエネルギーを徹底的に全て出し尽くすことを当然のように実践する。

こうした、人生や仕事にに対する姿勢は全員に共通していました。

4.3章 基本マインドの取得後、実践は?

ここで得たマインドや学びが、就活やその後の人生を大きく変えていきます。特に、・「やらざるを得ない環境に身を置く」、・「何事もとにかく行動」、・「人生に対する自分のエネルギーを徹底的に出し尽くす」。この3つのマインドを実体験から得たことは大きいと感じます。人生に対するエネルギーを出し尽くすというのは、そうした方々と直に触れ合わないと中々、本当の意味では得られないかもしれませんが。兎に角、企業経営者や企業役員などは、能力や地頭というより、人生に対するエネルギーが大きいです。本当に大きい。でっかいエネルギーを持ってます。これは、肌で感じる部分が大きいですが。

しかし、当時はニコ生中毒のコミュ力無しの無気力大学生であることは変わりません。サークルのおかげで、女友達や男友達も出来ましたが、距離の縮め方が下手で、真に仲の良い友人や、セッ〇スにまで至る彼女を作ったりといったことは中々できませんでした。中高生時代に、全てにおいて無気力でコミュ力や社会性が欠如したまま大学生なった影響が出てきます。

人生は簡単には、変わりません。

ここで紹介した、サークル経験や経営者との交流で得たマインドも、徐々に一歩一歩しか、人生では実践できません。人間は簡単には変われない、そこは意識しながらも、マインドを変えていくきっかけを得たら、実践していく。この基本行動を実践していくことでしか、人生は変わっていかないんですよね。

3章.【大学4年~大学院生時代 ~ここから人生が大きく変わり始める~】

3.1章 研修室に配属。人生が充実し始める

大学4年で研究室に配属されると、研究室に入り浸る生活となります。筆者JINは、大学院にも進学しましたので、この研究室生活は約3年続きました。

2章で紹介したように、やらざるを得ない環境に身を置きたいとのマインドと、他者との密接な交流を得たいとのマインドからでした。

まあバイトもなく、サークルも引退していましたしね。研究室に入り浸るのも楽しかったです。ここから人生が大きく変わり始めます。

人生が大きく変わり始めたのは、先に紹介した、マインドを持ち実践し始めからです。人生はマインド一つで大きく変わり始めます。

・「やらざるを得ない環境に身を置く」

・「何事もとにかく行動」

・「人生に対する自分のエネルギーを出し尽くす」

これら3つのマインドを持ち、その実践に入ります。もちろん根が不真面目ダメ人間なので、実践できていない場面も多々ありました。人間は少しづつしか変われませんから。

ここで、常に入り浸っていた研究室のおかげで、研究室の先輩や同期と交流を広げ、徐々に遊びも学び、コミュニケーション力が上昇し、人間としての厚みが少しずつ出てきます。

やんちゃな先輩や研究室同期もおり、一緒に他大生と合コンしたり、飲みに行った後は、皆で川崎の風俗に行って、風俗嬢の感想大会をしたのは楽しい思い出。もちろん、コミュ力が大学生になり多少なりとも、向上したおかげで少しは人との距離が縮める事ができるようになったといっても、合コン(立教大や学習院大生の美女クラス)があってもそんな場では中々成果も出ていませんでした。まずはこうした場に行くのさえ、ためらう人もいるかと思いますが、

・「何事もとにかく行動」このマインドにより、一歩を踏み出すことでしか得られない経験は沢山あります。JINも最初はそうした場は、苦手でした。

また、こうした場を積み重ねる事で、少しずつしか人間力は鍛えられません。それも絶対的な事実だと思います。こうした遊びなどの経験から、少しずつ鍛えられていった人間力は確実に自分の宝となっていきます。ちなみにこの大学4年生になったころに、脱童貞をします。経験人数も増え始めましたが、一番最初の初体験時は、最後までイケずに、チ○コが萎んでしまったのは、苦い思い出。風俗でソープやヘルス経験があったとは言え、本番は違いますよね。

3.2章 資格取得でもマインドの変化で大きな成果が

また、不真面目人間だった自分が、資格取得や就活などでも大きな成果を出し始めます。ここでも、次のマインドを意識し、少しずつ実践したからです。

・「やらざるを得ない環境に身を置く」、「何事もまず行動」のマインドを実践により、資格を取得。

先に紹介した学びの一つに「会社経営者クラスと話が出来るには、会社の利益や収益化の仕組みを把握しておくこと」をあげました。

この学びにより、大学3年の終わりから4年時に「日商簿記3級」を取得しました。この資格は年に3回行われていますが、まずは、この資格取得に大学3年時から取り組みます。そうは言っても、不真面目・無気力人間がそう簡単には資格は取得できません。この資格も、難易度は低いのですが、当時の不真面目な私には難しい資格でした。そこで「やらざるを得ない環境に身を置く」為に、私は周囲の友人に資格取得を公言し、資格取得に申し込み続け、、ようやく3回目で取得しました。これは当時の私にとっては大きな自信となりました。不真面目で、何事もダメダメであった自分が、人にはない武器を手に入れた。これは大きな自信になりました。不真面目な皆さんも簿記3級程度の、簡単な資格取得から目指して、自信をつけ、資格取得の喜びを見出してみてください

また、簿記は経済や会社を知る上で、基本となる基礎的な知識で、過去から大きな変化もなく、陳腐化しない知識で、ビジネスマンには大変役立つ知識です。文理問わず、簿記2級(JINも大学院1年生時に取得)までは取得したほうが良いです。

そうして、ここで得た自身から、TOEICの取得にも乗り出します。ここでも「やらざるを得ない環境に身を置く」「何事もまず行動」のマインド実践ため、周囲への取得公言、研究室の留学生との週1の英語勉強会セッティング(留学生には代わりに日本語を教えました)により、TOEIC800を大学4年で取得しました。さらには、資格取得にはチャレンジし続け、大学院卒業時にはTOEICは900を超えました。TOEICハイスコアは日系企業では多くの場面で、役立ちましたし、自分への自信となりました

3.3章 マインド変化で1流企業でも軒並み就活無双

次に就活体験記を記していきます。先にも紹介しましたが、大学時代から、多くの会社経営者クラスの人との交流があったために、大まかなマインドはもっていたのですが、就活を始める前に様々な本を読み、参考とし、行動に移しました。

特に就活対策本は巷に多数存在しますが、殆ど役に立たない?というか、正直、実践が一番です。その中でも、特に注意してほしいのが、うさん臭い就活コンサル的な人間、1流企業社会や日経大手での圧倒的な出世も経験していないような人間の書いた対策本はほぼ役立ちませんので、注意してください。

私は事実、就活対策本は読まずに、世の一流ビジネスマンの経験に基づく、具体的な仕事論や採用に関する書籍しか読んでいません。というかそれで充分です。

具体的には次のような本です。マッキンゼーでの採用を長年担当された伊賀氏の書かれた「採用基準」、日本電産の伝説的経営者・永森氏の書かれた仕事論を詰め込んだ「人を動かす人になれ」、日立製作所で社長にまで上り詰められた川村氏の書かれた「ザ・ラストマン」など、実際の経験に基づく、1流ビジネスマンの書かれた本を繰り返し読み、これらの本で紹介されているマインドを、実際に自分に当てはめ、そういうマインドの元、多くを実践してきたというような話ぶりで臨み、就活で無双してきました。

特に就活は能力合戦や地頭勝負などだと勘違いされている方も多いですが、1流企業の就活で問われるのは、あなたのマインド・思考法・人間性、それに基づく行動実績・成果が大半です。私が就活時によく読んでいた、日本最高峰の採用難易度を誇る、外資コンサル・マッキンゼーでの採用を長年担当された伊賀氏の書かれた「採用基準」でも、マッキンゼーを受ける学生でも、「ケース面接勝負」や「地頭信仰」、「ハイスペック優等生が求められる」といった間違った認識で採用に臨む学生が多いが、一番採用で重視しているのは、リーダーシップ及びそれにつらなるマインドが一番なのだと明言されています。日系大手企業でエリートコースと呼ばれる道を歩む筆者もそこが重要だと思います。

3.4章 就活で問われるリーダーシップ、マインドとは?

例えば、このマッキンゼーの伊賀氏の採用基準では、一番重要視する、その具体的なリーダー論、マインドは次のようなものがあり、筆者JINも圧倒的に同意するとともに、社会人になってもこれらのマインド実践を心がけています。筆者の所見も含めて解説します。

・リーダーシップを発揮する際に心がけるマインド

1.目標を掲げる:チームが目指すべき、成果目標を定義し、チームメンバーと共有し、主体的にメンバーを鼓舞する。当然、リーダーがいなくても達成できるような、簡単な目標設定や、具体性に欠ける目標設定ではダメです。

2.先頭を走る:「最初の一人になる」、「先頭に立つ」ことを意識し、周囲の批判や恥を書いたり、損し、苦労することも厭わない。周りの様子や、一人目を見て行動するのは簡単ですが、一人目になる・先頭を走るというのは容易ではありません。

3.決める:リーダーの大切なマインドは決めることです。たとえ、情報や時間が不足していても、決める。そして決めたことに責任を持ち、行動する。後から皆と話し合って決める、後から「あの決定は間違っていた、拙速だった」などと言うのは誰でも出来ますが、決めるべき時に決めるこのマインドはリーダーには重要です。

4.伝える:リーダーは自分の意思や考えを言葉にし、周囲とコミュニケーションをよくとり、何度も繰り返し伝える。みんなの心をひとつにするには重要ですね。言わずともわかる、背中で語る的な人間はビジネスマンとして3流です。

リーダーに求められる基本動作

1.バリューを出す:会社での会議や、部活やサークルでの話し合いなどの場面で、何の発言や、有益な情報提供、意思決定関与を行うことの出来ない人がいますが、そんな人はその場に不要です。どんな場でも、自分の価値をだす、バリューを出すというのは大切なマインドです。

2.自分の仕事は自分がリーダー:どんな立場でも、たとえ組織のトップではなくても、メンバーとして周囲を巻き込み、自分の仕事に関しては、自分がリーダーであるとのマインドで、チームのメンバーの能力や知識をフル活用していく。これも立派なリーダーシップです。こんなマインドの組織やチームは強いです。

3.ホワイトボードの前に立つ:これは、先に紹介したリーダーとしてのマインドをフル活用し、リーダーとしてチームを実際にまとめ上げ、ホワイトボードの前でみんなの意見を集約し、納得させ前に進めていく動作・マインドです。

4.出来るようになる前にやる:これは先輩や同僚、仲間に教えてもらい、その姿を見て勉強するといった姿勢ではなく、まずは自分でやる、とにかく行動するこれによって得られる経験値は、人から教えられ勉強する場合とは大きく違います。

以上、紹介したようなマインドに、自分の人生のエピソードや経験を無理やりにでも当てはめ、就活で話していました。当然、こうしたマインド・姿勢についても説明していました。また、先に紹介した、日本電産・永森氏や日立製作所・川村氏の書籍でも役立つマインドが紹介されており、自分のエピソードに当て込んでいました。就活では、このマインドや基本姿勢、それに基づく成果・行動実績で相手を納得させれば、1流企業に通用します。

次に私の就活エピソードを紹介します。

3.5章 一流企業の就活無双体験記

就活では日本の一流企業(ゴールドマンサックスや、ATカーニー、アクセンチュア、野村総研、トヨタ、JR東、NTTドコモ、NTTデータ、KDDI、日本製鉄、電力会社など)で無双しました。ここでは、その具体的なエピソードを紹介。就活では先に紹介したマインド及びそれに「基づく成果と共に、経営視点でその会社を語れるレベルまで、事業や収益に関する理解を深めておく必要が有ります。

これは私も、地方の企業経営者などとの交流の経験から、痛いほど痛感していましたので、会社を絞り、事業構造や収益構造について勉強し、それらに関し自分の私見を述べられるまで、企業勉強しました。これは、どんな会社でも大きな強みとなりました。

リアル1流企業の就活体験記

いくつか、企業をピックアップして紹介します。

・ゴールドマンサックス

日本最高峰の外資系投資銀行である、ゴールドマンサックスに挑戦しました。ちなみにわたしはこの時、TOEICは800程度で、英会話もロクに出来ないレベルでしたが、「何事もとにかく行動する」のマインドで挑戦しました。

サマーインターンから本選考まで経験し、内定は断りました。恐らくゴールドマンサックスの採用段階に至るまでの学生が少なすぎて、ネットにも殆ど情報はないと思います。

まずはサマーインターンに参加しました。サマーインターンの選考段階でも面接は英語で、面接では自分の強みや、インターンへの参加動機、インターンで学びたい事といった基本的な質問から、企業会計(財務三表)にはどれくらいの理解があるのか聞かれました。時間は15~20分程度で、つたない英語力ながらも、とにかく事前に聞かれそうな質問に対する英語のアンサーを頭に入れておくことで、何とか対応できました。また、日商簿記2級取得により、企業会計の理解もあり、乗り切ることができました。

サマーインターンでは、どの事業や会社に投資すべきかといったグループ課題に取り組み、また、実際に部門ごとに業務内容を体験し、与えられた個人テーマに対する成果発表を行う形式でした。ここから、サマーインターンでの評価の高かった者から、早期選考ルートに乗り、面接を3回ほど経てから、最終面接に至ります。途中では、自分の人間性、会社理解、業務理解を問われました。特に全面的な英語面接には苦労しました。今回は記載しませんが、外資コンサルのA.Tカーニーでも一部英語面接があり、苦労しましたが、ゴールドマンサックスほどではありませんでした。

また、サマーインターンで実際に同じになった学生では、20人ほどいましたが、早慶の帰国子女や、東大、一橋大などの留学経験者が多く、非留学経験者は名古屋大と立命館大の学生と自分くらいでした。ちなみに非留学組はみんな理系でした。正直なところ、日本最難関と呼ばれていますが、英語が出来れば可能性はあるなと感じました。元ダメ人間の私自身もそこまで、ハイスペックでは有りませんでしたし、早慶の文系の留学生組なんかも、英語力だけで早慶入りましたーみたいな意識高い系で、インターン中のGWでも割と的外れなことばっかり言って、皆をイラつかせてました。そんな人でも、結構早期ルートに乗り、いいとこまで進んでました。また、実際に配属されて、上級職の年収を聞きましたが、年収は3000万や5000万クラスなどザラにおり、住居も会社支給で家賃月100万以上のとこ住んでたりしました。日本のサラリーマンの最上級階層であるのは間違いないでしょう。

一方で社員は割と、皆イケイケで、成果の出ない下から5%は自動首切りの制度も有り、そこまで金に拘りの無い自分は、ここじゃなくていいなとも感じ、大きく年収の劣る日系企業を最終的には選択しました。また、インターン生も元気でイケイケ系が多く、飲み会は下品な盛り上がり(口移し酒飲まし、女子の乳揉みなど)を見せてました。元無気力ダメ人間の自分はここでの飲み会は苦手でしたが、自分も、そこで謎に盛り上がって?(盛り上がったフリ?)早稲田のハーフの子とワンナイトしてしまったのは楽しい思い出。とにかく能力もそうだが、みんな人生に対するエネルギーが凄く大きな人たちでした。

野村総研(コンサル)

野村総研、通称NRIのコンサル部門にも冬季インターンから内定に至るまで、選考を受けました。NRIはITコンサル(SE系)だと割と採用は簡単なんですが、コンサル部門ははっきり言って日系企業の超最難関クラスです。

冬のインターン(2週間)から内定まで得ました。ここの特徴として、インターンの選考段階から、とにかく企業理解が問われました。SE系ではなくとも、コンサル部門の選考でも、会社の顧客から事業内容まで、NRIに対する質問が問われ、いかにノムラを知っているか、要するにノムラ愛が有るかを問われました。また、コンサル部門はスペック勝負に近い側面もあり、インターンの段階から、インターン参加者は国立は阪大、私立は早慶以上レベルで、TOEIC900オーバーレベルのスペックは皆当たり前のように持ち合わせている学生が大半で、キャラクターもしっかりしていました。ちなみに、人事曰く、インターンでもコンサル部門は、ある程度以上の大学に限定しても、倍率は50倍軽く超えてるとかいってたんで、結構難しいです。

冬インターンは、各学生が別々の職場に配属され、そこそこで個別テーマが有り、課題発表を行う形で、グループワーク系は少なく、インターン参加者は大半がそのまま早期選考から内定まで至っていました。また、ここは遠方からの参加者には自社の寮を用意し、そこで泊まる学生同士も親交を深めていました。私もここで参加していた学生たちとも、社会人になってからも親交が有りますが。みんな、恐らく、日本最高峰のキャリアを歩んでいると思います。外資や日系大手のトップ企業で、さらにそこでもトップクラスのキャリアを歩んでいます。ただ、地頭には差があるとは思えません。

みんな、マインドが一般人とは違う人たちが多かったです。特に「とにかく何事も行動する」、「高いレベルを求めて常に自己研鑽する」このマインドが強い人たちでした。

・トヨタ、日本製鉄(当時の新日鐵住金)

理系として日本のメーカーも受けてみたいと思い、挑戦したのがこの2社です。正直選考は、ゴールドマンサックスや野村総研(コンサル)と比較すると余裕でしたが、日系メーカーでは当時就活最難関クラスに位置しました。

日本製鉄は、日本の重厚長大メーカーにそこそこ興味があったので、メーカーでは唯一の長期インターン(2週間)に参加しました。インターンの配属は八幡製鉄所でした。正直、参加している学生のレベルはめちゃくちゃ低くて、室蘭工大とか、熊本大とか九工大とかそんなところの理工系学部の学生が多く、旧帝早慶クラスも殆どいませんでした。学生の人間力もかなり低め。インターンでは個別に課題(技術的なやつ)を与えられ、それに対するアンサーを発表する形式でした。よほどアホなこと言わなきゃ、大丈夫なレベルです。そして、本選考前に、インターン参加者限定の早期ルートに乗ります。本選考が始まると、製鉄所まで行って見学会みたいなのやった後に、インターンとかでそこそこ優秀な評価された人間なら、料亭みたいなとこに呼ばれて、しつこい勧誘受けます。私はここで、拒否しそこで終了しました。正直、製鉄所でのインターンで製造系を経験しましたが、あんな3K職場で、多少金貰えても、泥臭く働くなんて無理だし、設備もボロくて会社自体に対して強みが無いと感じ、絶対行きたくないと考えていました。案の定、今では会社も業績が傾いてきています。

トヨタは、理工系の話ですが、大学での選考枠により、難易度が大きく違います。基本的に理工系は、推薦枠での就活が基本で、推薦枠のある大学に、各採用担当がやってきて、そこの大学で説明会、及びその後の飲み会が開かれます。そこで、学生にそことなくトヨタの志望理由などを聞かれますし、キャラクターを見られます。そこの飲み会で、いい評価受けると、次の選ばれた人間で、さらに個別に話を聞かれ、推薦枠の人間まで絞られます。私もここまでは、まあある程度余裕で選ばれました。推薦枠に選ばれると、そこからトヨタの推薦枠に決まってる色んな選考の人間が、大学全体での集まりに呼ばれ、学生同士で自分のES(トヨタ指定の書式)みたいなやつを添削させ、また、社員とも添削のやりとりをするよう求められました。一方で、私は、そこまでの志望度はなかったので、ここで話を断って、推薦枠ではなく、一般枠での採用ルートに切り替えました。推薦に比べ、圧倒的に採用難易度は上がりますが、ある程度能力に自信のある学生はこちらがおススメ。私は一般枠で、内定ゲットしました。ちなみに推薦枠に入れた学生でも、2~3割は落ちます。

トヨタの特徴としては、ここで書いたように、拘束がきつい、また、トヨタにという会社のついて、推薦枠を獲得した人間に叩き込みます。また、学力や知力ではなくキャラクター重視の側面が強く、面接でもマインドやその行動成果が重点的に聞かれました。推薦枠の大きさに採用難易度は依存する為、難易度は各大学でマチマチです。学生時代の成績が最下位に近いクラスの友人も、普通に採用されていました。

その他アクセンチュアのインターン(和魂偉才塾とかいう名前のやつ)JR東、NTTドコモ、NTTデータ、KDDI、関西電力などの選考も受けましたが、正直、記載するまでもなく余裕でした。あくまで理工系の場合はの話ですが、しっかりしたマインドを喋り、TOEICなどのスペックが有れば、後は経営レベルで試験を語れるほど会社理解、業務理解がしっかりしていれば、特段恐れる必要のない会社です。この記事を読んでる、ダメ人間だという人でも、十分可能性の有る会社です。一方で、当然、このクラスの会社にも落ちる人間は当然、多数いるわけですが、そういう人たちは、SPIスコアなどの知能テスト、面接時の表情・態度、人間性(マインド及びマインドに基づく行動成果がイマイチな内容)、企業理解(経営レベルでの事業把握)のいずれかが低レベルである場合が多く、基本的なところに問題がある場合が多数です。これらの基本事項は、自分の意識・マインド次第で挽回可能です。

以上、就活でのエピソード紹介でした。私の就活がここまで上手く行ったのも、基本的に・「やらざるを得ない環境に身を置く」、・「何事もとにかく行動」、・「人生に対する自分のエネルギーを徹底的に出し尽くす」

これら3つのマインドを持ち、実践に移すことができたからだと確信しています。そこから先の話は、人によっては色々な方法があるのだと思います。もちろん根が不真面目なので、実践できない場面も多々ありました。一方で、不真面目で人生が上手く行っていない人は、これら基本マインドを持ち、徐々に実践に移していくことを強くお勧めします。

3.6章 研究でも一定の成果を挙げる

ここまでの話だと、研究室では就活と遊びだけ打ち込んでいたように思われるかもしれませんが、研究でも一定の成果を挙げました。ここでも基本マインドを実践しました。

・「やらざるを得ない環境に身を置く」

この基本マインドの実践で、企業との共同研究や、国の出先機関との共同研究に手を挙げ、研究をやらざるを得ない環境に身を投じました。某大企業との共同研究を長くやりましたが、2か月に1度程度の頻度で、必ず企業側への成果報告会が有り、研究は進んでいきました。

・「何事もとにかく行動」

この基本マインドを持ち、多数の学会に申し込みました。たとえ、目ぼしい研究成果が出ていなくても、まずは学会に参加を申し込む。そうすることで、論文提出日までには、何かしらの研究成果を挙げることでグングン研究が進んでいきました。

・「人生に対する自分のエネルギーを徹底的に出し尽くす」

この基本マインドの実践で、研究でも、とにかく全力でエネルギーを注ぎ込み、最終的には査読付き論文を2本成果として挙げました。これは、理工系の学生で無ければ、わからないかも知れませんが、90%以上の学生は、大学及び大学院での研究生活(3年程度)でも一本の査読付き論文も成果として挙げられません。

以上が、人生充実し始めた大学4年~大学院2年の3年間の生活紹介でした。

4章.【1流日系大手企業時代 若手最速で技術系ながら本社経営企画に抜擢】

4.1章 何故日系大手企業に

就活が上手く行ったこともあり、某日系大手1流企業に就職します。就活ではゴールドマンサックスのような超高給外資系も受けていた自分が、何故、日系大手にと思う方もいるかと思います。

私は父が経営者で、父は金銭面では一介のサラリーマンではまずかなわない年収です。そうした父の姿も見てきましたし、そのおかげで色々と相続するものもあり、金銭面に対する、がめつさ・必死さはなくなったんですよね。一方で、経営に関与したい、サラリーマンになるにしても、若いうちから経営レベルの仕事をして、かつ、将来的にも企業のトップ層・経営陣として会社を率いたいという思いは強くありました。そうした中で、自分の能力でも、十分に経営陣に食い込めるチャンスの大きそうな、とある日系大手企業を選びました。

日系大手といっても、大手企業だけあって、同期にはキラキラした経歴(東大京大も多数)や、充実した人生を過ごしてきた同期が多数います。一方で、いくら就活では上手く行ったといっても、筆者JINの長年のダメ人間生活で欠如した社会性やコミュニケーション力により、入社当初は多くの苦労も有りながら、何とか成功ルートを歩んでいます。

ここでは、某日系大手企業での、半沢直樹にも負けない、出世競争のリアルをご紹介。若いうちから多くの、ふるい落としの場面が有り、そのリアルな実情をご紹介

いかにして、元ダメ人間が、マインド一つで日系大手一流企業で過去最速で経営企画部門に抜擢され、社内公募で若手1名のみに許される、NYへの某1流企業派遣に選定されるなど、エリートコースを駆け上がっていくのか、書店などに売ってる、超人たちの自己啓発本とは違う、弱者の戦略をご紹介していきます。

社会人になっても、

・「やらざるを得ない環境に身を置く」、・「何事もとにかく行動」、・「人生に対する自分のエネルギーを徹底的に出し尽くす」

これら3つのマインドを基本に持ち、実践に移してきました。このマインドを基本としていれば、後は結果がついてきます。

また、重要戦略として、掛け算で自分の価値を創造することが大切です。

筆者JINの場合は、当然技術系なので技術屋としての業務経験・強味がある一方で、更に会計知識(簿記2級は学生時代に取得済、BATICスコアも会社員になってあげてます)、英語力(TOEIC900オーバー、英会話力も常日頃から英会話スクールで鍛えてます)が有り、掛け算で自分の市場価値を創造しています。元・怠惰まみれのダメ人間でも、マインド次第ではスペックをここまで上げれます。

4.1章 【新入社員時代】

日系大手企業は、ほぼどこでもそうだと思いますが、入社時には、面接での評価などで、まずある程度の序列がついた状態での入社となりますので、入社時に高い評価を得て入社することは、最初からトップコースを歩んでいきたい場合には、必須事項となります。

そして、入社後はまずは集合研修で、最低限の会社ルールを叩きこまれ、座学教育及び、グループワークなどが科され、クラス制度などが導入されます。当然、ここも結構重要な評価対象となります。座学教育後のテストや、グループワーク、クラスリーダー(週代わり制等)選定など、下らないと感じるものも多々ありますが、全て全力で手抜きせずに取り組んで、テストはハイスコアを狙い、グループワークでもリーダーとしてグループを引っ張り、クラスリーダーなども担うなど全てのイベントで、主要な役割を担い、自分の出せる力を出し切っておいて下さい。

当然ここの集合教育がそこそこ重要な評価対象であることは、一部のアホを除いて、気づいていますので、そこでは、あいつが出しゃばってリーダーをやるのが気に食わない、あいつは自己中でウザいなど、人間の嫉妬や妬みもあり、男女の恋愛やら、派閥みたいなのが出来たりと色々と人間関係の苦労もあります。ここでは、コミュニケーション力や、対人能力がものを言う場面も多々あり、元不真面目ダメ人間には、苦しい場面も有ります。

一方で、言うべきことは言うの姿勢は崩さず、そして、自分の持つ人間力を出していくことで、何とか乗り切るしかありません。こうした場面では、あなたの総合力が問われますが、次のマインドをもってしっかりと、人間関係を構築していけば、大きな失敗はないかと思います。これはあくまで、私のやり方論なので、人によって合う・合わないはあるかと思います。

これらのマインドは新入社員時代から、今でも変わらないです。

共に酒を飲み、共に飯を食う:どんな人間でも共に酒を飲んで、飯を食って、距離を縮めれば仲間は増えていきます。仲間を増やし、少しでも自分が立ち振る舞いやすい環境を作り上げる。

自分をオープンに:自分の情報はオープンに、相手に自分を知ってもらう。これで、多くの仲間を作りましょう。

陰でも人の悪口は言わない:人の悪口というのは、回りまわって届いてしまったり、あなたの評判を下げます。控えたほうが良いです。下手に敵は作らないほうが良いです。

人に嫌われたくないという本能は捨てる:全ての人に好かれたいと思うのは当然ですが、しかし、人に嫌われても、間違った意見にはノーを言いましょう。自分の意見はたとえ下らなくても、発信してください。

これらの基本マインドを持ちながら、集合研修も何とか無難に乗り切り、また、私がTOEICハイスコアであったり、入社時の面接評価も高く、集合教育でも高評価を得たことから、エース級が行くといわれる配属先に配属されることになりました。これは配属先にて仲良くなった上司からも、筆者JINが高い事を言われましたし、入社時や集合研修での評価も見せてもらいました。

日系企業はこういう昔ながらの、下らない社内評価の場を潜り抜けていく必要が多々あります。読者の若手社会人の皆さんも手を抜かないでね。

4.2章 いよいよ配属!配属されてからは、結局上司評価が超大事

さて、各職場に配属されてからの個人評価は、日系・外資問わず、結局は自身の個人評価は上司で7割が決まります。残りの3割は周りの評判といった所です。当然、上司の好き・嫌いに影響される部分も大きい個人評価ですが、その会社での人事評価基準を徹底的にしっかり調べ、それに当てはまる行動をしていけば、ある程度人事評価はコントロール出来るたっめ、大きく失敗することはありません。

一方で、どんな職場でも評価される基本的な行動基準・マインドは次のものがあり、私も常に意識し行動しています。これらのマインドを実践すれば、人事評価面での大きな失敗はなくなります。

1.進んでオーナーシップを担う:評価される人は、進んでオーナーシップを担います。つまり、ひとつの仕事が仕上がるまで責任を持って仕事に取り組みます。反対に評価が悪くなるのは、一歩下がった姿勢で言い訳ばかりし、他人に責任を押し付ける人です。どんな組織でも、これは共通です。

2.創造性を大切にする:評価される人は、創造性を大切にし、評価されない人は、現状に甘んじる傾向に有ります。簡単な所では、同じ報告文書を作成するにしても、一人は単純に数字をエクセルに落としただけの文書。もう一人は、独自の情報収集や分析を加えて、グラフを作成しビジュアル的にも、読みやすい資料を作ります。当然、創造性を発揮した後者の方が評価されます。

3.新しい視点を持つ:評価される人は、新しい視点をもって、オリジナルの意見を言います。上司の評価を気にして、全面的なイエスマン、付和雷同タイプの人もいますが、こういう人は特定の上司には一時的には好かれたとしても、他のマトモな方からは自分の意見がない人との評価になります。しかし、これは、やりすぎには注意が必要です。いつも、上司のいう事を聞かずに、「私はこう思います」を連発しても、面倒くさいやつとの評価を受け、人事評価を下げます。体感的には上司の意見には、9割イエス、1割ノーこれくらいの割合での意見発信が必要です。

4.しつこいほどの報連相で上司を仕事に巻き込む:よく報連相(報告・連絡・相談)は大事だよと言われますが、上司には常日頃から、しつこいほどに報連相を行い、上司を自分の仕事に巻き込むと、トラブルが有っても助けてくれる確立が上がります。また、日ごろから報連相をきっかけに上司とコミュニケーションを図ることは当然、評価に有利に働きます。

こうした評価される行動基準を、どんな場面でも淡々とこなしていくことで、人事評価はある程度コントロール出来ます。

4.3章 生々しい大企業の出世競争のリアル

部門に配属されてからは、「あなたの入社時の評価」、「新入社員研修時代の評価」、「配属後の業務評価」が基本となり出世競争が展開されていきます。一方で、それ以外にも競争舞台が用意されている場合が当然有ります。当社の場合では、次のようなものが有ります。

・年に一回の本社お偉いさんへの若手社員の業務報告会

これは、読んで字のごとく、若手社員が集められ、本社のお偉いさんに対して、自身の業務報告及び、業務改善報告などを行います。また、会社としての有り方、経営方針、現場レベルでの業務効率・改善などの意見を発信し、お偉いさんに詰められる場です。ここでは、自身の会社に対する、圧倒的な業務理解及び、あなたの成果が問われます。

やはり、こうした場でも手を抜かずに全力で臨む必要が有ります。筆者JINの場合は、自身の業務成果アピールは、内容は勿論、図表を作成するなどビジュアル的にも、練りに練り上げます。また、会社の改善点などは自身の会計知識を活かし、その改善を実施することでどの程度のコスト効果(例えばどれだけの減価償却費を削減でき、どれだけの人件費圧縮効果があるかなど)があるかまで試算し、他を圧倒していきます。また、会社の指定では報告文書はA4・1枚など指定されますが、それとは別に別紙を添付し、試算を行った根拠となる数字や、数式などを整理するなど、兎に角手は抜きません。

これも、「何事もまず行動」や「自身の持てるエネルギーを出し尽くす」のマインドで臨んだ上での行動です。当然、これだけやっているので、若手社員の中ではこの報告会でも群を抜いた評価を得ています。

・社内公募制度(某NYの一流企業への経営案件への派遣など)

大企業では、社内公募制度も充実しており、特に公募案件の中でも、明らかに各部門のエース級を募る公募が年に数回出てきます。私の場合も、若手社員1名募集の某NYの一流企業の経営案件公募が出てきた際には、これは!と思いチャレンジしました。書類の時点で30才程度までの若手社員・50名程度から募集があり、最終的には2名が面接、そして1名が内定という公募案件でした。ここに筆者JINは運よく、勝ち上がりました。

まず書類選考段階では、入社以来の業務評価と書類上のスペックが問われます。当然、筆者JINは入社以来、人事評価ハイスコアを獲得しており、書類スペック(語学力、会計知識等)も最低限獲得しており、何とか書類審査を通過しました。

面接では、その業務に対する本気度・何をやりたいかを問われます。この面接まで進む人は人柄や仕事能力、スペックが十分であることは書類審査で確認済みなので、あとは熱意の確認ですね。

この時面接まで進んだのは、筆者JINともう1一人の計2人。JINのライバルは、慶應卒の文系、留学経験有、海外業務経験有のバリバリのツワモノスペックでしたが、何とか、私の経営方針や事業方針に対する私見への納得感を得られ、面接を通過しました。英語力や、コミュ力では劣っていても、会社経営方針への理解と、自身の業務に対するエネルギーアピールで打ち勝てます。特にJINは技術系なので、技術系は語学や会計知識、経営知識に欠けた人材が多く、ライバルが弱い傾向にあります。

当然、社内面接もフルで英語でした。やはり、この時代は英語能力の有無は、キャリア形成に圧倒的に大きな影響を及ぼします。

・社内本社部門チャレンジ制度

これも、社内公募と似たような制度ですが、特定部門へのチャレンジ制度という形で、広く優秀な人材を募集します。筆者JINもこちらの制度も活用し、本社経営企画部門に、数年先輩社員もぶち抜き、過去最年少での経営企画部門登用が決まりました。こうしたチャンスにも積極的に挑戦するマインドが大事です。

また、こうした社内公募制度などから、本社人脈に食い込み、合否連絡後もマメに連絡をするなど、ここから得たツテや人脈も確実に有効活用すべきです。そこから、あらたなチャンスや可能性が広がります。

4.4章 掛け算での価値創造

掛け算で自分の市場価値を創造することが重要であることは、4.1章で紹介しました。これだけJINが高い社内評価を得られたのも、この基本戦略が合致したことが当然あります。当然技術系なので技術屋としての業務経験・強味がある一方で、更に会計知識(簿記2級は学生時代に取得済、BATICスコアも会社員になってあげてます)、英語力(TOEIC900オーバー、英会話力も常日頃から英会話スクールで鍛えてます)が有ります。

この技術屋×英語力×会計知識

といった掛け算での市場価値創造で、筆者JINも社内では稀有な存在となっていきました。技術屋さんは英語や、会計が苦手な人多いですからね。

4.5章 うまく行きすぎているサラリーマン人生。嫉妬に注意!?

私も、自画自賛になってしまいますが、ここまで上手くいっているキャリアを歩んでいる社員は、他にそうそういない事も自覚しています。当然、周囲からの嫉妬などにより、足を引っ張られるリスクが高まっているため、兎に角、謙虚・腰を低く・物腰柔らかくを意識して、周囲との軋轢を避けています。一方で、言うべきことは言う、いかなる場面でもバリューを出すの意識(3.4章で紹介)で、効果的な意見発信を常に実施しています。

こうした戦略も基本マインドである

・「やらざるを得ない環境に身を置く」、・「何事もとにかく行動」、・「人生に対する自分のエネルギーを徹底的に出し尽くす」

を実践していれば、皆さんも個人の最適政略を練られるはずです。


5章【年収2000万サラリーマンの教えるリアルな収入事情】

5.1章 各収入源の概要説明

会社経営者である父のおかげもあり、サラリーマン以外でも収入があります。28才にしてビルオーナー、アパートオーナー、実家の企業役員、社会福祉法人理事、ブロガー、個人事業主、個人投資家の肩書を持ち、年収2000万超のサラリーマンである筆者が、お金の色々をご紹介。稼げる方法など大層な内容ではなく、各収入に関するリアルな実情をご紹介します。

まず収入の内訳としては

サラリーマンとしての収入:800万程度(これでも日系ではかなり高い部類です。)

ビルオーナーとしての収入:800万~1000万程度(修繕費積立など費用は除く純粋収益)

アパートオーナーとしての収入:100万~200万程度(修繕費積立、修繕費など費用除く純粋収益)

社会福祉法人・理事としての収入:200万程度(厳密には理事の肩書はありますが理事としてではなく、筆者JINが個人事業主としてWEBサイトの管理業務を受注している体で月20万ほど給料もらってます。)

実家の企業役員としての収入:0万円(役員としての収入はないものの、筆者JINの車や交通費、食事代などの各種費用を会社企業役員の肩書を利用し、全て実家の会社の経費で落としています。)

ブロガーとしての収入:ほぼ0円。お金にはなりません

個人投資家としての収入:プラス300万~マイナス200万(両親から貰った2000万を種銭に運用。外為から株式まで。手堅い運用を心がけるもプラスからマイナスまで振れ幅有ります。結局運ゲ感強い。)

はっきり言って、楽して金は稼げませんね。それぞれの収入について解説。

5.1章 各収入の実情

・サラリーマンとしての収入

日系では28才で年収700万程度はかなり恵まれている部類です。一方で、サラリーマンの場合給与明細みてもわかりますが、税金で搾り取られているので数字以上に旨味が無いのが実態。筆者JINは会社経営者である両親を見て、育っているので余計に感じます。

会社経営者の父の場合は、家から車、クルーザーまで全て会社の経費を落としたうえでの、純粋な年収なので、サラリーマンとは同じ数字でも可処分所得がまるで違います。

・ビルオーナーとしての収入

地方都市の中心部に小さなビルを一棟、筆者JIN名義で所有しています。各種費用を抜いて、年収800万程度は立派な部類です。今のところは、入居者もおり、空室率は低いです。一方で、地震等で仮にヒビでも入ると、そんなビルなんて誰も入りませんし、補修費も莫大。また、築年数が20年弱とそれなりに経っていますので、今後は空室率上昇、補修費増大も考えられ、頭の痛い問題です。

JINがブロガーとしてスキルを使い、WEBサイトを作成し、管理会社とは別に必死にビルの宣伝していますので、空室率は下げられている側面もあります。また、実家の会社の関係で、内装業者等も知り合いに頼めるので、多少の補修コスト低下も可能。ただし、巨大地震はほんまに怖い。

・アパートオーナーとしての収入

地方にアパートを一棟、筆者JIN名義で所有しています。各種費用を抜いて、年収200万程度は立派な部類です。今のところは、入居者もおり、空室率は低いです。しかし、正直一番手放したい物件でも有ります。アパートオーナーはハイリスクですし、旨味も少なく、素人が手を出すのは危険です。

どんな地方でも、町を歩いてみるとわかりますが、今でも、この人口減少の世の中で、ハウスメーカーに騙され、老人などがどんどん新築アパートを建てています。あなたの周りも見てください。恐らく、まだまだ新築アパートが出来ているはずです。

そのため、少しでも築年数が経つと、一気に空室率が上がり、不良物件化する恐れがあります。地方で築10年超えだして、一気にアパートが不良債権化なんて今どこでも起きてるはずです。あなたのご近所にも、築年数10年を超えはじめ、空室多数のアパートが無数有るのでは?

また、筆者JINの所有するアパートも築15年弱とそれなりに経っていますので、今後は空室率上昇、補修費増大も考えられ、早く手放したいのが本音です。

アパートもビル同様にJINがブロガーとしてスキルを使い、WEBサイトを作成し、管理会社とは別に必死にアパ―トの宣伝していますので、空室率は下げられている側面もあります。また、実家の会社の関係で、内装業者や建築業者も知り合いに頼めるので、多少の補修コスト低下も可能です。それでも、苦労・不安があるのです。

はっきり言って、素人が軽々に地方のアパート運営など手を出さないほうが良いです。危険、リスク大。

社会福祉法人・理事としての収入:200万程度

実家が運営している、特別養護老人ホーム(いわゆる特老)の運営母体の社会福祉法人から、WEB制作・管理の名目で、給料抜いてます。過去と比較すると、収益源の保険料が改訂され、特老の収益性は下がっています。

それでも、特老経営は安定した収益性があります。一方で、とにかく介護士の確保が大変です。特老の老人なんて死にかけの重度障碍者が多数いますからね。現場は地獄です。それを月20万でやってもらうんですから、そりゃ人は簡単に集まりませんよね。

ここでも筆者JINがブログで培ったスキルで、WEBサイトを作成し、求人募集頑張っています。

施設の規模にもよりますが、だいたい初期投資費用は2~5億円程度(実家が運営してる施設は初期投資約3億円、内借入金は約1億円)、さらに、特老の担当となる医者確保できれば、あとは書類審査パスすると特老ビジネスは素人でも始められます。今でも、旨味はありますので、興味がある方はチャレンジしてみては。

そのほか、ブロガーや投資家としての収益は、興味もないかとおもいますので割愛します。

6章 まとめ

さいごにまとめです。本記事で紹介しているマインドは特別なものばかりではないと思います。しかし、人生を変えるマインドなんてそんな特別なものではないんですよね。

マインドとその実践に対する本気度が人生を分けます。この記事では、筆者JINの実体験をもとに、本気で人生の変え方を伝授したつもりです。

一方で、自己啓発本などもそうですが、他人のアドバイスを100%鵜呑みにしないことも重要です。

人間は生まれた境遇、能力、性格などその置かれた状況は100者100様であり、その人に合った最適解など、人によって当然違います。人生のマインドセットの正解を見つけられるのも自分自身だけなんです。